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令和5年6月の有効求人倍率は1.30倍
2023年08月01日

 厚生労働省は令和5年8月01日、一般職業紹介状況(令和5年6月分)について発表した 
【ポイント】
○令和5年6月の有効求人倍率は1.30倍で、前月に比べて0.01ポイント低下。
○令和5年6月の新規求人倍率は2.32倍で、前月に比べて0.04ポイント低下。
 厚生労働省では、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成し、一般職業紹介状況として毎月公表している。
 令和5年6月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.30倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
 新規求人倍率(季節調整値)は2.32倍となり、前月を0.04ポイント下回った。
 正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.03倍となり、前月と同水準となった。
 6月の有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.0%減となり、有効求職者(同)は0.6%増となった。
 6月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると2.1%減となった。
 これを産業別にみると、宿泊業,飲食サービス業(1.3%増)、医療,福祉(0.9%増)、学術研究,専門・技術サービス業(0.8%増)で増加となり、製造業(11.0%減)、建設業(7.2%減)、教育,学習支援業(2.6%減)などで減少となった。
 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、就業地別では、最高は福井県の1.93倍、最低は神奈川県の1.11倍、受理地別では、最高は福井県の1.80倍、最低は神奈川県の0.91倍となった。